「きゃ〜、スーちゃん、かわいい!」(オバ)
お正月休みにアメリカから帰国中のオバ。
「ハピ、ボールであそびたい」(ハピ)
「・・・あとでね」(オバ)
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「小さくてかわいいねえ」(ラルバア)
「ハピ、ボールであそびたい」」(ハ)
「そうだね。あとでね」(バア)
「・・・」(ハピ)
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「ハピのねてたところ、スーがとった」(ハ)
「おにいちゃんになったんだから、
そのぐらいゆずってあげたっていいじゃん」(父)
「・・・」(ハ) |
「うー、スーちゃんかわいいなあ」(父)
「ホント!超キュート♪」(母)
「・・・」(ハピ) |
スーにあまがみするハピ
「こらこら、スーは小さいんだからかわいそうだよ」(母)
「でも、スーがはじめにハピを・・・」(ハ)
「とにかく、やさしくしてあげてよっ」(母)
「・・・」(ハ) |
「そんなチビ相手にしたってしょうがないぞ」(ラ)
おねしょ対策のおむつをしつつ、にらみをきかせるウル
「スーがハピにからんでくる。ハピ、わるくない」(ハ)
「いいわけするなよ」(ラ)
「・・・」(ハ) |
そして、反抗期がはじまった
「なにやってるの?ごはんだよ」(母)
「ハピには、ここがお似合い」(ハ)
「お似合い、って机の下じゃ生活できないでしょ」(母) |
「・・・」(ハ)
「まったくがんこだなあ」(母)
こうなるとハピはてこでも動きません |
「ハピ?なにやってるの?」(母)
「ハピには、ここがお似合い」(ハ)
「でておいでよ」(母) |
「やだ。ここにいる。ここがすき」(ハ)
「暗い。暗すぎる・・・」(母)
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やっと出てきたと思ったら棚の下へ・・・
「あのさー、いつまでそうしてるつもり?」(母)
「考え中」(ハ)
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「考え終わった?」(母)
「まだ」(ハ)
「あとどれぐらい?」(母)
「・・・」(ハ)
こんな日がしばらく続きました |
そしてある日のこと
「父ちゃん、ハピどうかしたの?」(ラ)
「やばい。犬用のガム丸呑みした!」(父)
「いたい!いたい!!」(ハ) |
あわててハピをつれて救急病院へ。
レントゲンをとりました。
が、幸い、ガムはどこにもひっかかってなかった。
とりあえずは大丈夫とのこと。(ほっ)
そして、先生が気になる一言。
「この子、ちょっと大げさなところがありますか?
ゆっくり押しても痛くないのに、
ぱっとさわると痛がるんですよ。
・・・そんなに痛くないんじゃないかなあ」
もしかして、自分に関心もってほしかったのかな?
ハピはやさしい子だからスーをいじめたりしない。
だから、ハピをほったらかしにしてたかも!
母、大反省。ごめんね、ハピ。
ということで、我が家は今
「ハピをかわいがるキャンペーン実施中!」
ちなみにガムは夜中におえっと吐き出されました。 |